5月の魚~おおなご~

この時期、利尻島の港にゴメ(利尻の方言でカモメやウミネコ)をたくさん引き連れて入港する漁船を目にすることがあります。利尻島沖で4月末から5月末くらいまで行われるオオナゴ漁から帰ってきた船です。 

船が帰ってくると、港がにぎわいます。

大漁です。1日で10トンくらいの水揚げがあるそうです。 


〈オオナゴってどんな魚?〉

一般的な呼び名はイカナゴらしいのだが、地元の人たちは「おおなご」と呼んでいます。 ホントに大きいんです。20cm~25cmくらいです。見た目は、サンマやカマスに似た細長い魚です。北方系の魚で冷たい海のほうが好み。海の砂泥底で生活していて、プランクトンを食べて成長する。水温が高い時期は砂に潜って夏眠に入るそうです。


□食べ方□ 

●鮮度の高いものは、刺身が旨い。         

利尻昆布で昆布〆にし、昆布のうまみを上乗せしたものも美味。


●定番のから揚げ&てんぷら  

フライにすれば、魚くささも取れ、さっくりと食べやすい。 軽く塩振って、焼いてもおいしい


●漁師さん一番のおすすめは、頭取って内臓とって15分くらいゆでる。

 酢醤油で食べるのがGOODと聞いたので、食べてみました。 最高に美味しいです。酒の肴にピッタリでした。 


6月に入るとパッタリと取れなくなるそうです。今の時期、見かけたら手に入れたい魚ですね。

利尻富士町地域おこし協力隊

北海道の北 まぁるい島 利尻島の出来事です

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